プログラム

COMSOL Conference 2026 Tokyo では, ミニコース, スポンサーワークショップ, 基調講演, ポスター発表など, さまざまなプログラムをご用意しています. プログラムはこちらからご覧ください.
7:30 a.m.
受付
9:00 a.m.
COMSOL Conference 開会
9:30 a.m.
ミニコース & 招待講演
  • COMSOL Desktop® 環境のモデルビルダーには, パラメーター, 材料, ジオメトリ, フィジックス設定, メッシュの定義から結果の評価と可視化まで, モデリングとシミュレーションに必要なすべてのステップの機能が含まれています. デスクトップ環境には, シミュレーションアプリを作成するためのアプリケーションビルダーと, モデル, アプリ, シミュレーションを保存および整理するためのモデルマネージャーも備わっています.

    このセッションでは, モデルビルダーと, マルチフィジックスモデルをゼロから設定する方法に焦点を当てます. ユーザーインターフェースのマルチフィジックスカップリングを使用して, 電流, ジュール加熱, 熱膨張を組み合わせた熱アクチュエーターのモデルを設定します. 主要なモデリングワークフローを実演した後, 主なステップについてより詳しく説明しながら, ソフトウェア内の便利なツールや独自のモデリング機能を紹介します. これらの機能の例としては, 変数と関数, ビルトインの単位整合性チェック, 選択, 排他的ノードと寄与ノード, スタディシーケンス, およびその他多数があります.

    このセッションに参加して, モデルビルダーの基本的なワークフローについて学び, モデリングとシミュレーションのベストプラクティスのために用意されたモデルビルダー内のツールについて理解を深めましょう.


  • 車両の電動化と再生可能エネルギー向け電力グリッドの拡張により, パワーエレクトロニクスと高電圧システムに対する要求が高まっています. COMSOL Multiphysics® とそのアドオン製品である AC/DC モジュールは, 変圧器, コンバーター, アンプ, スイッチ, ケーブル, 高電圧送電線などのコンポーネントをモデル化するための汎用電磁気機能を搭載しています.

    マルチフィジックスフレームワークにより, ジュール加熱, 熱膨張, 流体流れによる冷却などの連成効果を簡単に含めることができ, 完全連成の電磁–熱–構造解析が可能になります.

    このセッションでは, AC/DC モジュールを紹介し, パワーエレクトロニクスおよび高電圧アプリケーションにおける電磁場およびマルチフィジックス効果をモデル化する方法を実演します.


  • COMSOL Multiphysics® とそのアドオン製品は, 流体流れのモデリングとシミュレーション向けの専用機能を搭載しています. CFD モジュールは, プロセスやデバイスの設計および最適化のために層流と乱流の解析を可能にし, さらに追加のアドオン製品によって, これらの機能は多孔質材料および亀裂性材料内の流れへと拡張できます.

    マルチフィジックス機能により, COMSOL Multiphysics® では, 流体流れモデルを共役熱伝達, 反応流れ, 流体–構造相互作用, 相変化, 水分輸送などの現象と連成できます. モデリングオプションには, 幅広い乱流モデル, 高マッハ数流れ, 非ニュートン流体, 多孔質媒体内の流体流れが含まれます.

    このセッションでは, 流路に沿って乱流を生成するバッフルを備えた, 長さ40 メートルの水処理槽内の流れをモデル化する方法を実演します.


  • COMSOL Multiphysics® のアドオン製品である半導体モジュールは, ドリフト拡散方程式, シュレーディンガー方程式, シュレーディンガー・ポアソン方程式を用いて電子デバイスおよびオプトエレクトロニクスデバイスをシミュレーションするための専用ツールを搭載しています. このミニコースでは, デバイスモデリングのワークフロー全体を順を追って説明します. まずジオメトリとドーピングを設定し, 次に金属, ショットキー, 絶縁体といったタイプの接触を割り当てます. 移動度および生成・再結合に適したモデルを選択する方法に加え, 平衡解析, DC 解析, 過渡解析, 小信号解析向けにスタディを設定する方法も学びます.

    このセッションでは, p–n ダイオードや金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET) などの実践的な例を取り上げ, キャリア分布, エネルギーバンド図, I–V 特性といったシミュレーション結果の詳細な評価を行います. セッションの終わりには, 電熱相互作用および電気光学相互作用に焦点を当てたマルチフィジックスカップリングの簡単な概要も説明いたします.

    半導体モジュールの機能を紹介するセッションにぜひご参加ください.


  • 招待講演
10:30 a.m.
コーヒーブレイク
11:00 a.m.
基調講演
12:00 p.m.
昼食
1:00 p.m.
ミニコース
  • COMSOL Multiphysics® のアドオン製品である構造力学モジュールは, 科学分野および工学分野における高忠実度のモデリングとシミュレーションのための定評のあるツールです. これらの製品には非常に幅広い高度な非線形材料モデルが含まれており, またユーザーが式と関数を用いて独自の材料モデルを定式化できるようになっています.

    さらに, COMSOL 製品は, 流体–構造相互作用, 多孔質弾性体, 音響–構造相互作用, 電磁気–構造相互作用, 圧電, 圧電抵抗, 磁気ひずみ, 電歪などの現象の記述を含む, 独自のマルチフィジックスモデリング機能を搭載しています.

    このセッションでは, COMSOL 製品で利用可能な構造力学機能の概要を紹介します. また, 構造解析用のモデルを設定する方法と, マルチフィジックスカップリングを追加する方法についても学習します.


  • COMSOL Multiphysics® に含まれるアプリケーションビルダーにより, モデリングの専門家はマルチフィジックスモデルを使いやすいシミュレーションアプリに変換できます. これらのアプリにより, ユーザーは基盤となるモデル設定や機能に関する詳細な知識を必要とせずに, カスタムユーザーインターフェースを通じてタスク固有の入力と出力を操作できます.

    このセッションでは, アプリケーションビルダーの概要を紹介し, ユーザーインターフェースの作成, コードの記録, 内部で動作するカスタム機能の追加について説明します. また, チャットボットウィンドウなどの LLM や AI 支援ツールが, カスタム機能のための COMSOL API コードの生成とデバッグ, 反復的なプログラミングタスクの自動化によって, アプリ開発をどのように支援できるかについても取り上げます.

    また, COMSOL Compiler™ を使用してシミュレーションアプリをスタンドアロン実行ファイルにコンパイルし, 誰にでも配布でき, どこでも実行できるようにする方法も示します.

    このセッションに参加して, シミュレーションアプリの作成, カスタマイズ, 展開方法と, AI 支援ツールを使用してアプリ開発をより速く簡単にする方法を学びましょう.


  • COMSOL Multiphysics® では, 係数形式 PDE, 一般形式 PDE, 弱形式 PDE などの数学テンプレートを使用して, 独自の偏微分方程式系を定義および求解することができ, ビルトインのフィジックスインターフェースの枠を超えたモデリングが可能です.

    このミニコースでは, これらのツールを使用してカスタムフィジックスを実装し, 方程式を既存のモデルに連成する方法を示します. また, PDE 定式化の提案や方程式の弱形式への変換から, COMSOL API コードの生成, 式のデバッグ, 手書きの方程式問題を実行可能なモデル設定手順に変換する支援まで, チャットボットウィンドウが方程式ベースのモデリングに対してどのように AI 支援を提供できるかについても取り上げます.

    このセッションに参加して, カスタム PDE モデリングについてさらに学び, AI 支援ワークフローが問題定式化における数学的障害の解消にどのように役立つかを学びましょう.


  • モデリングおよびシミュレーションを使用すると, バッテリーシステムの設計をより深く理解, 最適化することが可能となります. COMSOL Multiphysics® ソフトウェアとそのアドオン製品であるバッテリデザインモジュールでは, バッテリーセルおよびバッテリーパックの詳細なモデルを作成するための専用機能が用意されています.

    このセッションでは, ソフトウェア独自のカップリング機能を使用して, 電気化学, 物質輸送, 伝熱, 流体流れ, 構造力学などの現象を含めつつ, リチウムイオンバッテリーをモデル化する方法に焦点を当てます. また, 充放電サイクル, 劣化, 熱管理, およびバッテリーシステムの動作に関連するその他のプロセスを, 時間依存モデルとして設定する方法を紹介します. 最後に, 温度効果を考慮しつつ, 数百個のバッテリーそれぞれが個別の電気化学モデルで記述されるバッテリーパックモデルを作成する方法を実演します.


2:00 p.m.
コーヒーブレイク
2:30 p.m.
基調講演
3:30 p.m.
コーヒーブレイク
4:00 p.m.
ミニコース & 招待講演
  • 多相流は, 相境界の詳細な形状を無視して相分率を場として扱う分散多相手法や, 相界面を表現する界面追跡手法を使用してモデル化されます. COMSOL Multiphysics® とそのアドオン製品には, 表面追跡および分散多相流手法の両方に対応した, 使いやすい多相流モデリングインターフェースが備わっています.これらの多相流インターフェースでは, ラボオンチップデバイス (表面追跡) から凝集槽のような大規模水処理プロセス (分散多相流) まで, さまざまなもののモデル化に成功しています.

    COMSOL® ソフトウェア製品は, 流体–構造相互作用, 電気浸透流, 反応流れなど, 他の物理現象と組み合わせた多相流のモデリング向けにも独自の機能を搭載しています.

    このセッションでは, 多相流のモデリングとシミュレーションに関する COMSOL Multiphysics® の機能概要を紹介します. また, レベルセット (表面追跡) 用のモデリングツールを使用してインクジェットノズルのモデルを設定する方法も学びます. このモデルは, 噴射時に加えられる機械的パルスに応じた液滴サイズを予測します.


  • COMSOL Multiphysics® ソフトウェアのアドオン製品である粒子追跡モジュールは, 個々の粒子の運動方程式を解くことで, その軌道を計算します. これらのシミュレーション粒子は, イオンや電子, 生物細胞, 砂粒, 飛翔体, 水滴, 気泡を表すことができます. たとえば, 質量分析計, 電子銃, 粒子加速器の設計では, 粒子追跡モジュールを使用して, 電場または磁場中のイオンや電子の運動をシミュレーションできます.

    粒子追跡モジュールは, 粒子運動に影響を与える力をモデル化するための, 独自の多様なビルトイン機能も搭載しています. これらの機能はさまざまな種類の粒子に合わせてカスタマイズされており, ユーザーは電磁場中の電子の運動や, 重力および大気抵抗による粉じんの沈降などの動きを予測できます.

    このミニコースでは, 電磁場と流体流れの両方を含む解析における粒子追跡シミュレーションの応用について説明します.


  • COMSOL Multiphysics® ソフトウェアをアドオン製品である音響モジュールと組み合わせることで, 専用の音響モデルとソルバーによる多種多様な音響現象のモデル化が可能になります. 音響-構造相互作用, 圧電材料, 音波の移流などのマルチフィジックス現象も容易に含めることができます.

    このソフトウェアのモデリング機能は, 熱粘性効果を伴うマイクロ音響から, 音線音響法を用いたコンサートホールのシミュレーションまで, 幅広い範囲をカバーします. 音響モジュールでは, マルチスケールシミュレーションのために, フィジックスおよび数値手法を横断してモデル結果を組み合わせることも可能です. また, 周波数領域および時間領域シミュレーション用の多種多様な境界条件も用意されています.

    このセッションでは, 音響モジュールの機能の概要を紹介し, 最新の機能についてもいくつか紹介します. また, 簡単なマフラーシステムのシミュレーションを設定し, その結果を解析する方法についても説明します.


  • COMSOL Multiphysics® は, 高忠実度のフィジックスベースシミュレーションの AI ベース近似として, 代理モデルを作成および使用するための機能を搭載しています. 専用のスタディタイプ, 実験計画法, 代理モデル学習ツールを使用することで, シミュレーション結果を, 定義されたパラメーター空間全体にわたって高速な予測を提供するデータ駆動モデルに変換できます.

    これらの機能は, 構造力学, CFD, 化学工学, 音響, 電磁気を含む多くの応用分野にわたり, 物理情報に基づく AI ワークフローをサポートします.

    このセッションでは, 代理モデリングと不確実性定量化の原理を紹介し, 続いて COMSOL Multiphysics® でのワークフローを実演します. 代理モデルを使用して, 完全な高忠実度数値モデルでは計算量が非常に大きくなりうるマルチフィジックスモデル, シミュレーションアプリ, 最適化, 不確実性定量化スタディをどのように高速化できるかをご確認ください.


  • 招待講演
5:00 p.m.
カクテルレセプションおよびポスターセッション
6:30 p.m.
懇親会
8:30 a.m.
受付
9:30 a.m.
ミニコース
  • このミニコースでは, RF モジュール, 光線光学モジュール, 波動光学モジュールを使用した高周波および光電磁気 (EM) モデリングを紹介します. 以下の項目について取り上げます:

    • フェーズドアンテナアレイ, 5G ミリ波フィルター, コネクターの解析のための RF およびマイクロ波システムの時間領域および周波数領域モデリング. EM 加熱や構造変形などのマルチフィジックス効果.

    • 光学システムのための光線追跡手法, また極限条件下 (宇宙など) のシステム向けの構造–熱–光学性能 (STOP) 解析. 光線光学と波動光学を橋渡しするマルチスケールアプローチ.

    • 光学およびフォトニクスデバイス (フィルター, センサー, プラズモニック構造, メタサーフェスなど) 完全波動 EM シミュレーション. ビームエンベロープ法, 応力光学, 電気光学, 音響光学, 磁気光学効果のためのマルチフィジックスカップリング.

    このミニコースに参加して, COMSOL® ソフトウェアの電磁気および光学シミュレーション機能の幅広い概要を学びましょう.


  • COMSOL Multiphysics® の新バージョンでは, モデリングをより強力, 効率的で, 使いやすくする機能強化が導入されます. このミニコースでは, 生産性を向上させ, モデリング機能を拡張するための新しいツールを含めた, 最新リリースのハイライトを実演します.

    このセッションでは, ニューラルネットワークによる代理モデリングや, チャットボットウィンドウを通じた LLM 支援モデリングを含む, COMSOL で拡大している AI サポートについても実演します. これは, COMSOL API コードの生成とデバッグ, タスクの自動化, モデリングガイダンスの提供に役立ちます.

    この実践的な最新機能のコースに参加し, モデリング作業を高速化する新機能をご覧ください.


  • COMSOL Multiphysics® は, 電気音響トランスデューサー, 特にラウドスピーカーで使用されるトランスデューサーのモデリングとシミュレーションにおける主要なソフトウェアとなっています. ソフトウェアとアドオン製品の機能により, 音響, 構造, 電磁気解析を含むラウドスピーカーの完全連成マルチフィジックスモデルを設計および最適化できます.

    ラウドスピーカーのモデリングとシミュレーションに関する幅広い機能には, 小信号または大信号パラメーターのいずれかを使用した古典的な集中定数 Thiele–Small モデルに加え, 完全連成 3D マルチフィジックスモデルおよび非線形解析が含まれます. シミュレーションには, 集中定数によるハイブリッドモデルだけでなく, 完全な有限要素モデルも組み込むことができます. これらは, システム統合解析に特に有用です.

    このセッションでは, 音響モジュール, 構造力学モジュール, AC/DC モジュールを組み合わせたマルチフィジックス機能の概要を紹介します. さらに, 簡単なラウドスピーカーモデルを設定し, その結果を解析する方法を学びます.


  • モデリングおよびシミュレーションプロセスにおけるメッシュ生成ステップは, シミュレーションの精度, 計算時間, メモリ要件, 解の解釈に直接影響します. COMSOL Multiphysics® は, 表面曲率などの幾何情報と, モデル化される物理現象の設定の両方を考慮した完全自動のメッシュ生成機能を搭載しています. たとえば, ソフトウェアは波動伝播問題を解像するためにメッシュサイズを自動的に適合させたり, CFD の壁面に境界層メッシュを使用したりできます.

    自動メッシュ生成機能とあわせ, ユーザーがメッシュ生成シーケンス操作を通じて任意のメッシュを作成するための, 強力かつ使いやすいメッシュ生成機能も用意されています. たとえば, あるサブドメインには六面体メッシュを作成し, 他のサブドメインには四面体またはプリズムメッシュを作成するといったことが可能です.

    このミニコースに参加して, カスタムメッシュ生成とメッシュインポートのベストプラクティスを学びましょう. カスタムメッシュ生成のワークフローに加え, 他のソフトウェアで生成されたインポートメッシュの使用, 修復, 変更方法を実演します. STL, PLY, 3MF ファイルのインポートも取り上げます.


10:30 a.m.
コーヒーブレイク
11:00 a.m.
基調講演
12:00 p.m.
昼食
1:00 p.m.
ミニコース & 招待講演
  • COMSOL Multiphysics® のアドオン製品である伝熱モジュールでは, 共役熱伝達や輻射を含めた, 固体および流体における伝熱をモデル化できるようになっています. このモジュールの流体流れに関する機能には, 非等温流れ向けの幅広いレイノルズ平均ナビエ・ストークス (RANS) 乱流モデルが含まれています. このモジュールには, 表面間輻射および輻射 (関与媒質) をモデル化するための使いやすい機能がいくつか含まれています. また, 蒸発, 凝縮, 昇華を含む相変化をモデル化するための専用機能も搭載しています.

    さらに, COMSOL Multiphysics® と伝熱モジュールは, 独自のマルチフィジックスモデリング機能群を搭載しています. ジュール発熱および熱膨張, 流体–構造相互作用を伴う共役熱伝達, 水分輸送, 熱および水分 (HAM), 非等温反応流などの現象は, ビルトインのマルチフィジックス機能を使用して記述できるようになっています.

    このセッションでは, COMSOL Multiphysics® と伝熱モジュールの両方における伝熱モデリング機能の概要を紹介します. また, 共役熱伝達をモデル化するために設計された機能を使用して, 電子機器冷却用ヒートシンクのモデルを設定する方法についても説明します.


  • 電力システムから電子デバイス, 航空宇宙および新興の電動化プラットフォームに至るまで, 各種応用分野では堅牢な絶縁が基本要件となります. 絶縁システムを設計するには, 放電挙動そのものに加え, それが材料とどのように相互作用するかを明確に理解する必要があります. フィジックスベースのシミュレーションにより, ストリーマやコロナ, 誘電体バリア, 部分放電, アーク放電などの複雑な現象を調査しながら, 高コストな実験や物理プロトタイプの必要性を低減できます.

    このセッションでは, COMSOL Multiphysics® のアドオン製品である電気放電モジュールの実演を行い, 関連するマルチフィジックス効果を含め, さまざまな種類の放電解析を実行する方法の概要を説明します.


  • CAD モデルは通常, 製造を目的として設計チームによって作成されます. 多くの場合, これらのモデルにはシミュレーションにとって不完全な部分や過剰な細部が含まれており, 解析に適したものにするためには, これらを修復または除去する必要があります. さらに, マルチフィジックスモデリングでは, インポートされたオブジェクトを取り囲む体積領域が必要となることもよくあります.

    COMSOL Multiphysics® は,電磁気, 音響, 数値流体力学 (CFD) などを例としたシミュレーション向けに, CAD モデルをさらに操作するための堅牢でありながら使いやすい機能を備えています. このソフトウェアは, CAD モデルのインポート, 修復, 簡略化, 調整のための広範なツールを搭載しています. また, インポートされた CAD ファイルに対する追加のジオメトリ操作も容易にします.

    このセッションに参加して, COMSOL Multiphysics® のジオメトリ修復および細部除去機能を通し, 効果的なモデリングとシミュレーションのためにジオメトリを準備する方法を学びましょう.


  • COMSOL Multiphysics® ソフトウェアの最適化機能には, トポロジー最適化, 形状最適化, パラメーター推定, 汎用最適化手法が含まれています. これらの機能は, 構造力学, 伝熱, CFD, AC/DC, RF アプリケーションなど, サポートされている任意のフィジックスインターフェースで利用できます.

    このミニコースでは, COMSOL Multiphysics® で利用可能な最適化手法の概要を紹介し, 最適化スタディを設定して解く方法を実演します.


  • 招待講演
2:00 p.m.
コーヒーブレイク
2:30 p.m.
基調講演
3:30 p.m.
コーヒーブレイク
4:00 p.m.
ミニコース
  • LiveLink™ for MATLAB® により, COMSOL Multiphysics® ソフトウェアを MATLAB® とシームレスに統合し, MATLAB® 環境でのプログラミング機能によってモデリングを強化することができます. 双方向インターフェースにより, 既存 MPH ファイルの MATLAB® への読み込み, COMSOL Desktop® から保存されたモデル M ファイルの利用, モデル M ファイルのゼロからの作成, およびCOMSOL Desktop® やアプリ内からの MATLAB® 関数の呼び出しが可能です.

    COMSOL API は Java で構築され, ラッパー関数を通じて MATLAB® で利用可能です. これは LiveLink™ for MATLAB® の基盤を形成し, COMSOL Multiphysics® モデリングのあらゆる側面をカバーします. 最新バージョンでは, MATLAB® におけるオートコンプリート, モデルオブジェクトのナビゲーションと検索, プロット, モデルマネージャーのサポートが強化されています.

    このセッションでは, MATLAB® コマンドラインから COMSOL® モデルを扱う方法を紹介し, 最新の機能について説明します.


  • COMSOL Multiphysics® のアドオン製品である MEMS モジュールは, MEMS デバイスの研究と設計のための, 最も信頼され, 需要の高いマルチフィジックスモデリングツールの1つとなっています. MEMS 分野における本モジュール利用の典型例としては, 幅広いアクチュエーションおよびセンシングメカニズムのモデル化が挙げられます.

    このモジュールは, 構造解析および静電場のモデリング機能を搭載しています. さらに, MEMS モデリングインターフェースとして, 静電場と構造力学, 電歪, 圧電, 圧電抵抗, 熱膨張を伴うジュール発熱, 熱弾性, 磁気ひずみ, ローレンツ力, 流体–構造相互作用などのマルチフィジックス現象をモデリングするための独自の機能群が用意されています.

    このミニコースでは, 加速度計に焦点を当てながら, MEMS デバイスのモデリングに MEMS モジュールを使用する利点について説明します. また, 静電場と固体力学の連成を伴う加速度計をモデル化する方法の例も示します.


  • COMSOL Multiphysics® ソフトウェアは, 実世界の現象を正確に記述するビルトインのマルチフィジックスカップリング機能を搭載すると同時に, ユーザーが独自のマルチフィジックスカップリングを効果的に作成できるようにしています. さらに, COMSOL Multiphysics® は, 構造力学, 低周波および高周波電磁気, 音響, 流体流れ, 伝熱, 化学工学などの単一物理分野向けの専用アドオン製品も搭載しています.

    現象を連成し, マルチフィジックスモデルを解析できるようにするため, COMSOL Multiphysics® は包括的な数値手法とソルバーを搭載しています. これらには, さまざまな非線形ソルバー, 幅広い時間依存ソルバーと最適化ソルバー, さらに直接線形ソルバーおよび反復線形ソルバーの両方が含まれます. 最近のバージョンでは, NVIDIA CUDA® 直接疎行列ソルバー (NVIDIA cuDSS) による NVIDIA GPU コンピューティングのサポートや, GPU 高速化に対応した時間陽解法による圧力音響ソルバーなど, GPU アクセラレーションソルバーも導入されています.

    このセッションでは, COMSOL Multiphysics® のソルバーの概要を紹介します. また, CPU ベースおよび GPU アクセラレーションソルバーの両方を含め,科学分野や工学分野で一般的な方程式を解くための重要な設定についても取り上げます.


  • シミュレーション結果を用いると, ユーザーは場や変数を評価し, 実験では難しいような場合であっても可視化を行うことができます.

    COMSOL Multiphysics® ソフトウェアには, 変数, 評価値, 関数, パラメーターの数式を解釈するための独自の機能が含まれており, これを使用して結果を評価および可視化することができます. 数式を入力するか, リストから変数を選択するだけで, サーフェス, 等値面, スライス, ストリームライン, そのほか多くのプロットタイプを使用して, 求解変数の任意の関数やその微分値をプロットできます. 材料の外観, 照明, 環境反射, 影を可視化する機能も搭載しています. これらをプロットと組み合わせることで, 設計やプロセスの重要なイメージを強調できる印象的な画像を作成できます.

    このセッションでは, COMSOL Multiphysics® を使用した評価値の算出, 印象的なプロットの作成, レポートやプレゼンテーションの生成について説明します.


5:15 p.m.
表彰式および閉会

ミニコーストピック

ミニコースは講師による1時間のセッションです. モデリング手法, ソフトウェアの機能, 基礎となる理論について学びましょう.
モデリングワークフロー
  • COMSOL Multiphysics® 入門
  • 新機能デモンストレーション
  • メッシュ生成およびメッシュインポート
  • ソルバーのベストプラクティス
  • 結果と可視化のベストプラクティス
  • シミュレーションアプリ & COMSOL Compiler™
電磁気学
  • 低周波電磁気
  • RF および光学
  • 電気放電
  • 半導体デバイスシミュレーション
構造 & 音響
  • 構造力学
  • MEMS
  • 音響
  • ラウドスピーカー
流体 & 伝熱
  • 層流, 乱流, 多孔質媒体流れ
  • 多相流
  • 伝熱
化学工学
  • バッテリデザイン
インターフェース
  • CAD ファイルインポート, 細部除去, 修復
  • LiveLink™ for MATLAB®
一般
  • 方程式ベースモデリング
  • 代理モデルおよび不確実性定量化
  • 最適化
  • 粒子追跡